計画父さんの娘(ゆりっぺ)2019年中学受験備忘録

H学園という塾に2017年2月から通わせ始めた父.娘のあまりの学力の低さに動揺しつつも最高峰を目指すという,やや二番煎じブログ

サンデー毎日って今410円もすんのな!

サンデー毎日の思い出

明日発売のサンデー毎日は「大学合格者高校別ランキング」という毎年の企画です.サンデー毎日を見ると二十数年前のことを思い出します.昔のサンデー毎日は高校ランキングみたいなチンケな特集ではなく,合格者の氏名・高校が全て掲載されていました.僕の本名が初めてマスコミに登場したのも実はこの時が最初です(あれどうやって個人情報を入手してたんだろう?).

僕は父を早くに亡くしたのですが,この時ばかりはサンデー毎日を本屋で買い求め,仏壇に供えて線香を上げました.しかし,思い起こせば子供の頃に父から貰った将来の進路に関するアドバイスで記憶にあるのは
信州大学に行けば美味い蕎麦が食えるかもしれない」
「駅弁が美味いからああいう大学を駅弁大学っていうんだぞ」
「藝大に行けば女の裸のデッサンができるぞ」
筑波大学は遠い」
これくらいです.

これらのアドバイスは進路の選択に全く訳に立たなかったので,よく考えたら線香をわざわざ上げる必要などありませんでした.父親というのはこれくらいいい加減なのが丁度いいのかもしれません.

公立でいいじゃん派の妻

妻は田舎の公立中学→田舎の公立トップ高校→国立大学というエコノミーコースの人なので中学受験については少し否定的なところがあります.実際,高校別合格ランキングを見てみると,僕が大学に入った頃よりも首都圏や関西では公立高校がまあまあ盛り返していて,「これなら公立で真面目にやって公立トップ校に行って旧帝大に行けばいいじゃない!」という妻の主張にもやや説得力があります.中学受験派の僕はやや家庭内では旗色が悪くなりつつあります.

僕が「思春期は何が起きるかわからないのに,公立のトップ校にそんなやすやすと入れて,そのなかで成績上位をキープできることを前提とするなんて,そんなのは勝者の論理.自分がうまくいったからと言って,誰にでも普遍化できる話ではない.」と言っても,妻は「あなたは敗北主義者だ.あの子を信じましょうよ.」と返してきます.僕は娘を信じていないのでしょうか.

本当のことを言うと,娘を信じていないのではありません.僕は中高一貫でヌクヌクと暮らしていたので,勝手がわからない高校受験が恐ろしくて仕方がないのです.

 

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