計画父さんの娘(ゆりっぺ)2019年中学受験備忘録

H学園という塾に2017年2月から通わせ始めた父.娘のあまりの学力の低さに動揺しつつも最高峰を目指すという,やや二番煎じブログ

塾比較:送迎の車のランクで塾のランクがわかる不思議

 教育は課金ゲーム

教育とは階層を再生産する装置だ」とはよく言ったもので,基本的に教育は課金ゲームです.要するに,受験というのは「金持ちや社会的地位の高い人々の子息が高い社会的地位を得る」という現実社会の不公平を,下々の人間に納得させ,受け入れさせるためのシステムなのです(やさぐれてます).受験を発明した奴は悪魔です.

北斗の拳では「哀しみが深い方が強い」という冷静に考えるとよくわからないルールで勝敗が決定されます.それと同様に,学歴社会では「難しい学校を卒業した奴のほうがが偉い」という価値観が共有されています.シンガポールで働いている友人の会社で労働争議が起きた時の話を聞きました.サボタージュをする現地スタッフを日本からのスタッフがいくら説得してもテコでも動かなかったのですが,シンガポール大学(超エリートらしい)の卒業生が出てきたらあっさり働き始めたそうです.「新大出(新嘉坡大卒)に言われちゃ仕方ねぇな」って感じでしょうか.いい大学は出ておくもんですね.かくいう下名も上司(東大卒体育会)には頭が全く上がりません.

某スーパーエリート塾の送迎

乗っている車を見ると,その人の経済状況だけでなく社会への接し方や信念,文化的背景など様々なことがわかります.アメリカの話ですが,地域に走っている車を調べるだけで,その地域の人種構成や経済状況などが推定できるという研究があるそうです.

近所にもいろいろな塾がありますが,河内発祥の馬のマークの教室の送り迎えはだいたい黄色とか水色とか緑色のフィットとかノートとかデミオとかアクアとかそんな感じです.あと中途半端なミニバンも多いです.類塾(たぐいじゅく?読めない)なんて徒歩ですよ.

一方「スーパーエリート塾」を名乗る某学習塾(学費高い)の送迎を見ると全然違います.なんでかみんな揃いも揃って車が白い腹は黒そうなのに).それもメルツェデスとかBMWとかアウディとかLexusクロスオーバーSUV車(X某とかQ某とか)がやたら多いです.「子供には本物に触れさせたい」とかドヤ顔しながらカイエン乗るなや.911に乗れ.ばーかばーか.

言わせてもらうけど,うちはねクーラーの効きが悪いだっさい中古車ですよ.

 

もしも死ぬ前に僕の人生で最も幸せな瞬間を幾つか挙げられるとしたら,塾の迎えの帰り道に娘と二人で他愛もない話をしている瞬間もその一つなのかなぁと考えたりします.その幸せはどんな車に乗ってても一緒だよね?と思った人はクリック.

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